読んでもらえないよ〜〜
ノリがアレと一緒だから?
私は長年、
広告でデザインのお仕事に携わってきました。
ライターさんを立てる時間と予算がない時に
カメラマン+ライターの2役で活躍してくれる
カメライターさんという
貴重な存在がいますが
私の場合はミニコミ誌や機関紙で
文章も書いていたので
デザイナー+ライターで
デザライターとでも言いましょうか。
●キャッチーさが大切!小さなコマの求人広告
●人生観まで変えるような時間と体験を伝える旅行雑誌
●地域を盛り上げるタウン情報誌
●某機関のおカタい機関紙
●市民が届ける某ニュースサイト
などなど紙媒体が中心の世界です。
虎の穴だった紙媒体
ブログやサイトなど、WEBメディアには
文字数制限がないので
何文字でも好きなだけ書くことができますが
一方で紙面にはA4、B4、タブロイドなど、
物理的なスペースがあるので
文字数が制限されています。
だから紙媒体の文章は
縮めて縮めて・・・の虎の穴。
文章とデザインを組み合わせ
狭いスペースの中でいかに
情報を正しく、読みやすく伝えるか
という点に心血を注ぎます。
特におカタい機関紙などは
用語も内容も難解なのに
入るのは始めに書いた分量の1/3以下。
泣く泣く削って削りまくります。
インターネットが普及していなかった頃に
タイムスリップして
400字詰めの原稿用紙に赤ペンで
「トルツメ」しているライターさんに
「いくらでも好きに書いて良いよ」
と言ってあげたいものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トルツメとは:
不要な文字や記号を取って、空いた部分を詰めるという校正用語。
※参照: IT用語辞典より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そもそも紙媒体とWEBメディアは入口が違う
WEBメディアには
WEBメディアの文章のコツがあります。
紙媒体と同じように書いても
そもそも
読んでもらえないのです。
なぜなら両者は
「読むきっかけ」が違うから。
雑誌や新聞などの紙媒体は
購読者は自らお金を支払っているので
読もうという意識が高いのに対し
WEBメディアは
検索やSNSで
偶然目にしているので
読もうという意識が低く
一層読みやすくする必要があるのです。
文字をデザインする
デザインとは一般に
画像の加工やスペース全体のレイアウトを指しますが
文章もデザインすることができます。
手法として
「文字組み」「ジャンプ率」「約物の使い方」
などが挙げられます。
●箱組み(ジャスティファイ)
箱組みとは、新聞やニュースサイトなどに使われる
文字組みのことです。
例)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WEBメディアには文字数に制限がありません。だから何文字でも好きなだけ書くことができますが、紙面にはA4、B4、タブロイドなど、スペースに物理的な限りがあるので文字数制限があります。文章は縮めて、文章とデザインを組み合わせ、狭いスペースで情報をいかに正しく、見やすく、読みやすく伝えるかという点に心血を注ぎます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※当記事をベースに、平仮名・カタカナの組み合わせや「文字かぶり」を改変・編集
文字通り、箱のように四角い
ひとかたまりの
文字ブロックです。
●成り行き(左揃え)
成り行きとは)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
成り行きとは、
文章の区切り毎に改行し
時には1行空けてみる。
このように左に揃えて
文章を書く組み方です。
右揃えという組み方もありますが
私の記憶に使った覚えは
ないかもしれません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ブログの場合は
偶然目にした人が
流し読みできる
成り行きの方が適しています。
まとめ
ブログの場合、
検索やSNSで偶然訪れた人が
たまたま目にするメディアです。
訪問者は流し読みするので
箱組みではなく成り行きで改行し
多くても1ブロックは
5行までに収めると
ストレスなく読んでもらうことができます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
↓流し読みでも読めてしまうんです↓
ケンブリッジ大学の読めてしまう不思議な文章にだされまた
コメント 0